ICL(眼内コンタクトレンズ)

ICL(眼内コンタクトレンズ)は、角膜を削らずに近視・乱視を矯正する屈折矯正手術です。強度近視や角膜が薄くレーシックの適応外となった方にも選ばれ、将来レンズを取り出せる可逆性も特徴です。中野島・登戸ルミタス眼科 白内障と近視のクリニックで、術前検査から術後の通院管理まで丁寧にサポートします。

ICL(眼内コンタクトレンズ)認定医 小林 一博
ICL(眼内コンタクトレンズ)認定医 小林 一博 KOBAYASHI KAZUHIRO

中野島・登戸ルミタス眼科 白内障と近視のクリニックの執刀医。
東京大学医学部附属病院や虎の門病院等の基幹病院にて、高度な眼科手術の研鑽を積んだスペシャリスト。ICL認定医として近視矯正から多焦点レンズを用いた白内障手術まで、精密な手技を要する眼内レンズ治療を専門としています。
科学的根拠に基づく、正しい医療情報を発信しています。

川崎市・登戸エリアでICLを受けるなら当院が選ばれる理由

当院は、JR南武線「中野島駅」から徒歩約8分、JR南武線「登戸駅」からも自転車圏内とアクセスしやすい立地にあります。川崎市内でICLを検討されている方が、気軽に足を運べる眼科を目指しています。

「都心のクリニックまで通うのは大変」と感じている方に、地元で完結できる安心の医療体制をご提供します。術前検査から術後の定期通院まで、日常生活の動線上でお受けいただけることが当院の強みです。

また、当院は白内障・近視治療を専門とするクリニックとして、ICLに関する専門的な知識と経験を積んでいます。はじめての相談から丁寧にお応えしますので、「自分はICLが受けられるのか」という疑問からでもお気軽にご来院ください。

屈折矯正手術とは

屈折矯正手術とは、近視・遠視・乱視などの屈折異常を手術によって改善する治療の総称です。メガネやコンタクトレンズへの依存度を下げること、または裸眼での視力回復を目的としています。

代表的な術式としては、角膜の形状をレーザーで変えるレーシック、眼内にレンズを挿入するICL(眼内コンタクトレンズ)、そして就寝中にコンタクトを装用して角膜形状を一時的に整えるオルソケラトロジーがあります。それぞれ適応条件や特性が異なります。

本ページでは、このなかでもとくに近年注目度が高まっているICL(アイシーエル)について、仕組みや適応、費用などを詳しくご説明します。

ICL(アイシーエル)とは

ICL(アイシーエル)とは、Implantable Collamer Lensの略称で、日本語では「眼内コンタクトレンズ」とも呼ばれます。小さな専用レンズを目の中に挿入することで、近視・遠視・乱視を矯正する手術です。

レーシックのように角膜を削る必要がなく、目の自然な組織をできるだけ温存できる点が最大の特徴です。強度近視や角膜が薄いためにレーシックの適応外とされてきた方でも、ICLであれば対応できるケースがあります。

ICL(眼内コンタクトレンズ)の仕組み

ICLでは、虹彩(黒目の茶色い部分)の後ろ側、水晶体の前にあたる「後房」と呼ばれるスペースにレンズを挿入・固定します。挿入したレンズは目の中の房水によって維持され、日常的な取り外しやお手入れは一切不要です。

レンズ素材はコラマー(Collamer)という生体親和性の高い柔らかい素材で作られており、無色透明のため目に入っていることを他者から気づかれることはありません。まるで自分の目の一部になったかのように自然な視界を実現できます。

また、レンズを取り出す必要が生じた際には、摘出・交換も可能です。将来の目の変化にも対応できる可逆性も、ICLの大きな特長のひとつといえるでしょう。

ICLのメリット・デメリット

ICLには、他の矯正方法にはない独自のメリットがある一方、把握しておきたいデメリットもあります。両面をしっかり確認したうえで、ご自身に合った選択をしてください。

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ICLの主なメリット
  • 角膜を削らない: 角膜の形状変化がなく、組織への影響を最小限に抑えられます
  • 可逆性がある: レンズの摘出・交換が可能で、将来の白内障手術にも対応しやすい
  • ドライアイになりにくい: 角膜神経へのダメージが少ないため、ドライアイの悪化リスクが低い
  • 見え方の質が高い: コントラスト感度に優れ、くっきりとした視界を得やすい
  • 強度近視にも対応: 矯正範囲が広く、レーシックでは難しいケースにも適応できることがある

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ICLの主なデメリット
  • 費用が高い: 自由診療のため、両眼で数十万円規模になります
  • 手術・術前準備に時間がかかる: レンズのオーダーメイド製作期間があり、即日手術はできません
  • 全員が受けられるわけではない: 眼圧・前房深度などの適応基準を満たす必要があります

ICLのリスク・合併症について

ICLは安全性の高い手術ですが、すべての医療行為と同様に一定のリスクを伴います。術前・術後の説明をしっかり受け、十分にご理解いただいたうえで治療をご検討ください。

主なリスク・合併症として以下が挙げられます。

  • ハロー・グレア: 夜間に光の周囲に輪やにじみが見える現象。多くは術後数週間〜数か月で軽減しますが、個人差があります
  • 感染症: 術後に細菌性眼内炎を発症するリスクがあります。点眼薬の使用など術後管理を適切に行うことで予防します
  • 眼圧上昇: まれに術後の眼圧が一時的に上昇することがあります。定期的な検診で早期発見が大切です
  • 再手術の可能性: レンズの位置ずれや矯正度数の過不足などにより、ごくまれに再手術が必要になることがあります
  • 白内障の発症: レンズが水晶体に接触した場合、まれに白内障が進行することがあります

ICLは自由診療(保険適用外)です。費用・治療回数・主なリスクについては、担当医から十分な説明を受けてください。気になる点はどうぞ遠慮なくご相談ください。

ICL・レーシック・コンタクトの比較

ICL・レーシック・コンタクトレンズの特徴を比較しました。それぞれ異なる特性を持つため、ご自身の目の状態や生活スタイルに合わせて検討することが大切です。

比較項目ICLレーシックコンタクトレンズ
矯正方法眼内にレンズを挿入レーザーで角膜を削って形状変更角膜上にレンズを装着
角膜の形状変化なしあり(不可逆)なし
強度近視への対応対応しやすい角膜が薄い場合は困難装着可能だが快適性に限界あり
見え方の質高い(コントラスト感度良好)良好だが個人差ありレンズの汚れ・乾燥で変化
ドライアイへの影響影響が少ない一時的に悪化する可能性あり乾燥により悪化しやすい
可逆性あり(レンズ摘出可能)なし(角膜形状は戻らない)あり(装着をやめれば元に戻る)
費用感(目安)両眼60〜90万円前後(自由診療)両眼20〜60万円前後(自由診療)月数千円〜(継続コスト発生)

上記の費用はあくまで目安です。実際の費用は度数・レンズの種類・施設によって異なります。詳細は診察時にご確認ください。

こんなお悩みの方にICLが向いています

ICLはすべての方に適応があるわけではありませんが、次のようなお悩みをお持ちの方には特に適している場合があります。

  • 強度近視で、度数が強すぎてレーシックを断られた方
  • 角膜が薄く、レーシックの適応外と診断された経験がある方
  • ドライアイがあり、コンタクトレンズの長時間装用が辛い方
  • コンタクトレンズのケアや管理の煩わしさから解放されたい方
  • 将来的にレンズを取り出せる可逆性のある治療を希望する方

これらはあくまで目安であり、実際の適応は術前検査の結果をもとに判断します。「自分はレーシックが無理だと言われた」という方も、まずは一度ご相談ください。ICLであれば対応できるケースもあります。

手術は提携専門施設のICL認定医が担当

当院でのICLは、当院グループの手術対応施設にて実施します。手術を担当するのは、ICL認定医の資格を持つ眼科専門医です。

ICL認定医とは、製造元であるSTAAR Surgical社が定める所定のトレーニングと審査を修了した医師のみに与えられる資格です。認定を受けた医師だけが、ICLの手術を行うことができます。

豊富な手術経験と専門的な知識をもとに、一人ひとりの目の状態に適したレンズ選定・手術計画を立てて対応します。担当医の詳細なプロフィール・資格・手術実績については、診察時または当院スタッフへお気軽にお問い合わせください。

検査・通院は地元のかかりつけ眼科で完結

ICLの手術自体は当院グループの手術対応施設にて行いますが、術前検査と術後の通院管理は当院(中野島・登戸ルミタス眼科 白内障と近視のクリニック)で完結します。都心まで足を運ぶ必要はありません。

術前には、眼圧・角膜形状・前房深度・眼軸長など多項目にわたる精密検査を当院で実施します。術後の定期検診も当院にて行いますので、日常の通院負担を最小限に抑えられます。

グループ内の連携がしっかり整っているため、検査データや診療情報がスムーズに共有されます。「手術は専門施設で、日常の管理はかかりつけで」という体制で、安心して治療を続けていただけます。

何かあれば、すぐ相談できる安心感

手術後に「なんとなく見えにくい」「目がゴロゴロする」と感じても、「こんなことで相談していいのかな」と迷ってしまう方は少なくありません。当院では、術後のご不安や疑問をいつでも受け付けています。

紹介状がなくても相談いただけますし、他院でのICL手術後のセカンドオピニオンも歓迎しています。地元のかかりつけ眼科として、何かあればすぐに顔を見せていただける関係でいたいと考えています。

ICL手術の流れ

ICLの治療は、検査・手術・術後管理の大きく3つのステップで進みます。各ステップの詳細を以下でご確認ください。

術前検査
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術前検査

術前検査は当院(中野島・登戸ルミタス眼科 白内障と近視のクリニック)にて実施します。ICLが適応かどうかを判断するために必要な検査です。

検査では、角膜の厚み・形状、前房深度(レンズを入れるスペースの深さ)、眼圧、眼軸長、視力・屈折度数など多項目を精密に測定します。所要時間は検査内容によって異なりますが、目安として1〜2時間程度を見込んでください。

検査当日は瞳孔を開く点眼薬(散瞳薬)を使用するため、数時間は光がまぶしく感じたり、近くが見えにくくなります。当日の車・バイクの運転はお控えください。また、コンタクトレンズは検査前に一定期間の使用中止が必要です(ソフトコンタクトは約1週間前、ハードコンタクトは約2〜4週間前が目安)。詳しくは予約時にご案内します。

手術当日の流れ
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手術当日の流れ

手術は当院グループの手術対応施設にて行います。術前検査のデータをもとにオーダーメイドで製作したICLレンズを使用するため、手術日は検査日から数週間後になることが一般的です。

当日は点眼による局所麻酔で行うため、注射による麻酔は不要です。手術そのものの所要時間は片眼あたり約10〜20分程度が目安で、両眼であっても当日中に終わります。

手術後はしばらく院内で安静にしていただき、問題がなければ帰宅可能です。当日は車・バイクの運転はできません。公共交通機関またはご家族の送迎でお越しください。帰宅後も安静にお過ごしいただき、目を強くこすることはお控えください。

術後の通院・アフターケア
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術後の通院・アフターケア

術後の定期検診は当院(中野島・登戸ルミタス眼科 白内障と近視のクリニック)で実施します。手術翌日・1週間後・1か月後・3か月後などを目安に受診いただき、視力・眼圧・レンズの位置などを確認します。

検診スケジュールは目の回復状況によって調整しますので、担当医の指示に従ってください。術後は目の状態が落ち着くまで、点眼薬の継続使用が必要です。異常を感じた際は次の検診を待たず、すぐに当院へご連絡ください。

手術後の見え方について

ICL手術を受けた後、見え方はどのように変化していくのでしょうか。手術直後から視力が大きく改善する方が多い一方、完全に安定するまでには個人差があります。また、術後しばらくはハローやグレアといった一時的な症状が現れることも。以下では、見え方の回復過程と起こりやすい症状について詳しくご説明します。

見え方がクリアになるまでの期間

多くの方が手術翌日の時点で、裸眼でも視界が大幅に改善したと感じられます。ただし、視力が完全に安定するまでには、数日から数週間程度かかることがあります。

目の状態や術前の屈折度数によっても回復のペースは異なり、個人差が大きい部分です。術後の定期検診を受けながら、ご自身の回復経過を医師と一緒に確認していくことが大切です。焦らず経過を見守るようにしてください。

一時的に起こりやすい症状(ハロー・グレアなど)

術後、特に夜間や薄暗い環境で、光の周囲に輪がかかって見える「ハロー」や、光がにじんで広がって見える「グレア」が現れることがあります。これらは眼内レンズの光学特性によるもので、術後早期に感じやすい症状です。

多くの場合、数週間〜数か月かけて目が新しいレンズに慣れていくにつれ、症状は軽減・解消していきます。症状の程度や続く期間には個人差がありますので、気になることがあれば遠慮なく担当医にご相談ください。

ICLの費用について

ICLは健康保険が適用されない自由診療です。当院の手術料金は以下のとおりです。

手術料金(両眼)

内容料金(税込)
ICL手術(乱視なし・-3.5D未満の場合)385,000円

追加オプション(片眼)

内容料金(税込)
乱視用レンズ(toric)+50,000円
-3.5D以上+80,000円

※乱視があり、度数が-3.5D以上の場合は、片眼につき130,000円(税込)が追加となります。

適応検査

内容料金(税込)
ICL適応検査0円

全プラン共通|安心保証

  • 術後1年間は検診費用がかかりません
  • 術後3年間はレンズの入れ替えに費用がかかりません
  • 術後3年間にレンズを取り出す場合、手術費用の半額を返金します

※自由診療のため健康保険は適用されません。

※手術の基本料金は両眼の費用です(片眼の場合は半額)。

当院での費用の詳細については、検査・診察のうえでご案内しております。まずはお気軽にお問い合わせください。なお、ICL適応検査は無料で受けていただけます。

お支払いに関しては分割払い(医療ローン)をご利用いただける場合もありますので、ご希望の方はスタッフまでお申しつけください。費用面のご不安も含め、診療時に丁寧にご説明いたします。

※表示価格はすべて税込です。追加費用が発生する場合は事前にご説明いたします。

手術をご検討の方へ」のページをご覧ください。

まとめ

ICLは、角膜を削らず眼内にレンズを挿入するという特性から、幅広い屈折異常に対応できる視力矯正の選択肢です。川崎市でICLをお考えの方は、まず適応検査を受けることが第一歩。

当院では、患者様一人ひとりの眼の状態を丁寧に確認したうえで、最適な治療をご提案しています。ご不明な点はお気軽にご相談ください。

ICLに関するよくあるご質問

ICLについてよくいただくご質問をまとめました。受診前の不安や疑問の解消にお役立てください。

川崎市から通えますか?

はい、川崎市からも通っていただけます。当院はJR南武線「中野島駅」から徒歩約8分の場所に位置しており、川崎市内からのアクセスも良好です。お車でお越しの方向けに駐車場も完備しておりますので、ご来院前にお気軽にお問い合わせください。

レーシック適応外でもICLはできますか?

ICLは角膜を削る手術ではないため、角膜が薄いなどの理由でレーシックの適応外とされた方でも、検査の結果によっては手術を受けられる場合があります。ただし、眼の状態によっては適応外となることもありますので、まずは適応検査をお受けください。

術後、すぐに見えるようになりますか?

手術翌日から視界が大きく改善する方が多く、早い段階で効果を実感いただけるケースが一般的です。ただし術後は安静が必要な期間があり、激しい運動や水の入る行動などには制限があります。回復の度合いには個人差がありますので、詳しくは診察時にご確認ください。


妊娠中・授乳中でも受けられますか?

妊娠中は、ホルモンバランスの変化により屈折度数が変動しやすく、また手術時に使用する薬剤が胎児に影響を及ぼす可能性があるため、原則として手術はお受けいただけません。授乳中の方も同様に、診察にてご相談のうえ判断いたします。


参考文献・関連情報

本ページは、以下の診療ガイドラインおよび公的情報を参考に、一般の方にもわかりやすい表現で作成しています。

記事の執筆・監修者プロフィール

理事長 小林 一博

理事長 小林 一博

  • 日本眼科学会認定専門医
  • 難病指定医
  • 視覚障害者用補装具適合判定医師
  • ボトックス認定医
  • ICL(眼内コンタクトレンズ)認定医

中野島・登戸ルミタス眼科 白内障と近視のクリニックの執刀医。
東京大学医学部附属病院や虎の門病院等の基幹病院にて、高度な眼科手術の研鑽を積んだスペシャリスト。ICL認定医として近視矯正から多焦点レンズを用いた白内障手術まで、精密な手技を要する眼内レンズ治療を専門としています。
科学的根拠に基づく、正しい医療情報を発信しています。

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